つばき(椿)
 

椿:写真 椿(ツバキ)は日本固有の花木で、もともと日本の気候土壌に適応した形質をもった植物で育てやすい樹種の一つです。日本各地に様々な品種が分布しており、日本の野生のツバキの仲間はおよそ1000ちかくあります。

日本産の園芸品種の母体となるものに、大きく分けてヤブツバキユキツバキユキバタツバキがあり、これらを交配することで様々な園芸品種が生まれました。
花は一重・八重・千重・唐子・二段・牡丹・獅子・宝珠・蓮華・列弁咲きに大別でき、一重の中には猪口・抱え・ラッパ・キキョウ・筒・椀・盃・平開咲きに分かれています。それぞれの花形を花色別に白・桃・紅・斑入り・絞り・覆輪など多くの花が存在するとても見ごたえのある花木です。



鉢植え
ツバキの根は好気性で酸素を好むため、水はけの良い日向土と鹿沼土の混合用土で鉢植えにすると根腐れを起こしにくくよいでしょう。(夏や乾燥の著しい時は水やりを欠かさないでください。)



庭植え
適した場所と環境は、排水が良く粘土質以外の土壌で、午前中は日差しを十分受け午後は西日を避け日陰になるところが理想ですが、午前午後を問わず一日1〜2時間の日差しがあればよく花をつけるのがツバキの特権です。


庭植えの植え替え適期

3月中旬〜4中旬
花が済んだあと、伸びすぎた枝や不要な枝を切り詰め、新芽が動き始める前。

梅雨期・6月中旬〜7月上・中旬
温度、湿度共に高く本来ツバキの発根期にあたるため、時期的には最適!

秋期・9月中旬〜10月中旬
花芽が大きくなるときなので花を咲かせたいときは根土を崩さないように扱う。
 


整枝・剪定の時期
ツバキの整枝・剪定は3〜4月が適期です。花が咲き終わり、新芽が伸びる前までに済ませるとよいでしょう。
長く伸びた枝や、混みすぎた枝を除くと通風や日照りもよくなり、病害虫の発生予防ができ、また残った枝に養分が集中して樹も元気になります。



害虫および消毒
花の種類も多く美しい花を持つツバキは残念なことにチャドクガ(茶毒蛾)の被害に見回れる事があります。発生時期の5月上旬と8月上旬の2回、有無にかかわりなく殺虫剤を散布すると発生が抑えられます。添着剤入りが好ましいですが殺虫剤には弱い幼虫なので市販のものでもよく効きます。